たけのこ日記

四国の出版社で働く、20代編集者の日常。

自尊心は鍛えるもの…?

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Podcastで、美容ライター・長田杏奈さん「長田杏奈のなんかなんかコスメ」を聴いていて、印象に残った言葉があったので記録。

 

「美容は自尊心の筋トレ」

 

アイコンにも書いていたけど、言われるまで気が付かなくて、妙に頭の中でエコーのようにホワンホワンと反響していた。

 

そもそも自尊心とはなんだろう?

 

【自尊心(じそんしん)】

自尊心とは、自分で自分のことを誇らしく思う心を意味する。簡単にいうと、自分への高評価ということである。英語で自尊心は self‐respect、あるいは self‐esteem と表現できる。自尊心とよく似た意味の言葉に「自己肯定感」や「プライド」がある。自己肯定感は厳密な定義だと、自尊心に含まれている感覚だといえる。自己肯定感は、あくまで自分に評価されることで、自分を大切だと思える心の動きである。それに対し、自尊心は自己肯定感と、自己有用感が合わさって生まれる。自己有用感とは、他人に評価されて自分を大事に思える感情である。すなわち、人は自己肯定感の先に、自尊心を抱けるという仕組みである。

プライドも正確な定義では、自尊心と同じ概念ではない。自尊心は多くの場合、自分で自分を正しく評価した結果として抱ける感情である。そこには、実績や能力といった裏付けがともなう。しかし、プライドは自我が肥大した末の、ネガティブになりかねない感情である。自尊心はほとんどの場合、歓迎されるものであるのに対し、プライドは人生において邪魔となることもある。(Weblio辞書より)

 

美容は、人を綺麗にする。

ひいてはそれが自信になって「自尊心」となる。のだと思う。

 

何かができたり、自分の成長みたいなのが見えて、それで自分を認めてあげられるようになる。

自信になって前向きになれる。

ジムで鍛えるように、化粧や美容もそうなのだと思った。

 

 

最近、私も「あること」をきっかけに美容に興味を持つようになった。

普段、私はマスカラとかは下瞼が黒くなるから付けないし、そんなに濃くする必要もないから、必要最小限ですが「身だしなみ」としてしていた。

社内で会う人には、内勤の人もいるし、ギリギリまで寝てる人もいてすっぴんの人が多い。

「化粧しないで会社来れる?」と少し疑問に思ってやんわり伝えたこともあった。

 

ただ、先日仕事が自分の中で衝撃となり、起爆剤となった。

モデルさんたちとの撮影があって、私もアシスタント的な感じで入っていたのだけれど、始めから終わりまで、彼女たちの美容への意識の高さに圧倒された。

陶器のような肌、バチッと決めたアイメイク、ナチュラルでも手入れが行き届いている爪と可愛らしいヘア。

どこかいい匂いがする気もする。

 

同世代の、同じ女の子とは思えないほど可愛らしかったし、華があった。

それに比べてわたしといえば…

早朝だったこともあり、クマはすごいしほぼすっぴんに近い。

マスクのせいで、眉はあるかな?くらいでしかない。

私の「化粧している」は、彼女たちにとっては「すっぴん」だったのだ。

 

そんな彼女たちと過ごして、他の人に「化粧も大事よ」とぬかしていた自分をすごく恥じた。

本当に「井の中の蛙」だった。

 

 

そんなこともあって、髪はバッサリ切って、美容室でヘアオイルを買い、短いまつ毛の人でも下瞼にうつりにくいマスカラを買った。

その撮影の次の週からは、前の自分よりちょっとフル装備になった自分で会社に行った。

 

それからというもの、体のラインとかもいろいろ気になるようになって、パーソナルトレーニングの意識も上がったし、ここしばらく買ってなかった服も買った。

 

いろいろお金はかかるけど、自分に「美容」という視点から目を向けるきっかけとなったのはかなり大きい。

し、何よりいろいろ試したり、変わったりすることで「自信」、ひいては「安心」になっていることはものすごい変化である。

モデルさんは「え?」と思うだろうけど、彼女たちには本当に感謝しかない。

 

30代まであと3年。

まだまだ知らない世界がたくさんあると思う今日この頃だった。

また長田杏奈さんのPodcastでいろいろ勉強します。

 

写真は、昨日のお昼ごはん。

上司2人と私で食べた親子丼。

「親子」についてもいろいろ考えてることがあった時の「親子丼」だったなと今気づいたので。

これについてはまた今度。

いや〜今日は勢い余って長くなってしまった。

よき1日を!