心を打つキャッチコピーとは。
昨日はずっと寝かしていた、とある会社さんの求人原稿を書いていた。
B to Bの会社で業界もニッチ。
社長さんはじめ、皆さんすごく良い人だし、こんなご時世でも堅実に成長している。
でも昨年は結果につながらず…
今年こそは!と思いながら、その解決策が見えないままだった。
でも、改めていろんな会社の原稿を見ていて気付いたのは、いいなと思う原稿は「分かりやすい」ということと「ポジティブ」だということ。
例えば、非破壊検査なんて知ってる学生少ないだろうなあと思っても「健康診断でレントゲンを撮るように、建物も同じ原理で撮って点検してます」「私たちは建物のお医者さんなんです」っていうと俄然分かりやすくなる。
親近感が湧くし、興味を持つきっかけとなる。
それでいて、ちょっとユーモアもあれば「こういうのも許してくれるんだな」というのが分かって距離が縮んだ感じがする。
中学生でも分かるくらい、とは言うけれど、まさにそうだなあと思った。
そうして原稿を進めて、最後に残ったのが「キャッチコピー」だった。
デザインみたいにソフトを使うわけではないから、物理的には誰にでもできる仕事ではある。
でも、実際は誰にでもできない。
スンと通る気持ちの良いコピー、グッと心に刺さるコピーはそう簡単にはできない。
会社さんの事例を探していて「いいな」と思ったのがいくつかあったので備忘録として記録しておく。
・解のない世界で、新しい解を求め続ける。(旭化成)
・求ム。鉄の開拓者。(キタガワ)
・ひとりの商人、無数の使命(伊藤忠)
・Fly for Challenge. 空は、可能性に満ちている。(日本航空)
・日本中のポストを線でつなぐと、日本地図になる。(日本郵政)
・一生を、照らす人。(九州電力)
・とがった丸になれ、丸紅。(丸紅)
そこの会社でしか言えない。
ビジョンが滲み出ている。
まだまだ自分の能力不足だなあと思いながら、夜な夜な仕上げたのでした。
こういう、スカッとする仕事もしたいです。
写真は、先日知人と食べたランチのカレー。
その人は毎日食べられると言ってたけど、私いけるかな…
今日もよき日を!